ベース初心者にオススメしたい最初のエフェクター3選

「そろそろエフェクターも欲しいな〜……でも、まず何からかったらいいだろう?」

ベースをはじめてしばらくすると、音作りにも興味が出てきますよね。

YouTubeで「初心者におすすめのエフェクターを教えて下さい!」というコメントをいただいたので、今回は「初心者におすすめのエフェクター」をお伝えしていきます。

どんな音楽をやっているかとか、人によって状況も違うので、今回の内容は、必ずしもベストな回答ではないかもしれません。

そこで、私の独断と偏見で「これは足元にあると良いよね」というものを3つ選びました!

特に順位はないので、欲しいな〜とか気になったものから揃えてみてくださいね!

こんにちは、ベースライン研究所所長のたぺです。当研究所(サイト)にお越しいただきありがとうございます!ここを訪れてくれたあなたも既にベースをこよなく愛する研究員。共にかっこいいベースライン作りの研究をしていきましょう!

プリアンプ

「プリアンプ」というのは、簡単に言えば

アンプのように音作りをするエフェクター

です。

●プリアンプについて詳しく知りたい方はこちらもチェック

→【何が違うの?】「プリアンプ」と「イコライザー」の違いを教えます!

おすすめプリアンプ

邦楽ロック好きなら

SANSAMP

お値段も中堅どころで、プロも使っている機材です。

もちろんもっと安いプリアンプもありますが、邦楽ロック好きであれば、買っておいて損はないプリアンプだと思います。

また、実はこのSANSAMP、直接ヘッドフォンを繋いでヘッドフォンアンプとして音を聞くこともできるので、「家ではアンプで鳴らせない!」という方にもオススメです。(正規輸入代理店のキクタニミュージックのSANSAMP紹介ページに記載されています)

ヘッドフォンアンプとして使う場合の注意ですが、ヘッドフォン端子はステレオで、SANSAMPから送られる信号はモノラルなので、ヘッドフォン端子を「半挿し」で使います。(全部差し込むと、片側からしか流れません)

「半挿し」が面倒だな〜という方は、専用の変換プラグも売っているので、そちらを購入されるのもいいかなと思います。

詳しくは記事も参考にしてみてくださいね!

【図解:セッティング例】サンズアンプベースドライバーV2レビュー<音作り・使い方・つなぎ方>

歪ませたベース好きなら

M80 BASS D.I.+

もう少しお安い価格帯で、高機能なのが「MXR」の「M80 BASS D.I.+」。

SANSAMPと並んで、2大ベースプリアンプの定番品です。

【目で見る音作り】MXR M80 BASS D.I.+ 機材レビュー!ディストーションの意外な使い方

1台でも多機能なものが欲しいなら

EBS Micro Bass 3

コンプレッサーやチューナーも1台にまとまった超オトクな1台。

ドライブ(歪み)チャンネルとの切り替えができるので、1台で2つ分のエフェクターが楽しめます。

ちょっとお値段は高くなりますが、色々一度に揃えたい! という方にはいいかもしれないですね!

本格志向なら

近年、人気急上昇中&所長たぺも愛用している「Darkglass」。プロも使っている人が多い機材です。

1台4万円前後の高級機材ですが、音質は最高です!

「もし、もう自分はベースを極めるんだ!」と決めているのであれば、トライしてみてはいかがでしょうか?

ちなみに私が使っているのは「VINTAGE ULTRA」

たくさんプリアンプの種類があるので、店頭で弾いてみて、音を聞いて選ぶことをオススメします。

【機材レビュー】Darkglassの歪み/プリアンプの違いをわかりやすく解説!B7K 、B3K、VINTAGE、Alpha・Omega、MICROTUBES X、ULTRAシリーズの違い

プリアンプをオススメする理由

音作りにおいて、特に重要なことは、

まず、アンプで“いい音”が作れるようになること
エフェクターというのは、“effect”つまり「効果音」的な役割ですから、飛び道具的なエフェクターを使う前に、元の「アンプから出る音」を音抜け良く作れるようになることがとても大切です。
「アンプでいい音が作れるようになるのが大事」とは言っても、自宅に大きなアンプを持っている人のほうが少ないでしょう。
また安い小型アンプでは、音作りのつまみが「tone」の1つしかない……なんていうこともあるので、プリアンプのエフェクター(ペダル型プリアンプ)があれば、家で音を作る練習にもなります。
また、エフェクターを使って音を作っておけば、スタジオでもそのままエフェクターをつないで、自宅で作っていた「いい音」を場所が変わっても再現することができます。
プリアンプで作った純粋な音を本番でも使いたい場合は、アンプのインプット(Input)ではなく、「(Effect)Return」に挿して使うようにしてください。

ここまで読んで「プリアンプって”アンプ”って入ってるけど何者?」と思われた方は、プリアンプについても学んでいきましょう。

プリアンプを理解するためには、アンプについて学んでいきましょう。アンプは、大きく分けるとプリアンプ、パワーアンプ、スピーカーの3つから構成されています。

ベースから送られた音(信号)を、プリアンプで音作りをして、パワーアンプで音を増幅し、スピーカーから音が出る。ざっくりと言えばこんな構造になっています。

アンプの一部分であるプリアンプと同じような役割を持つエフェクターがペダル型プリアンプ(アウトボードプリアンプ)と呼ばれます。

コンプレッサー

コンプレッサーとは、簡単に説明すると

音を圧縮して粒を揃えることができるエフェクター
初心者の頃って、どうしてもピッキングが安定せず、音量がガタガタになってしまいやすいんですが、それをきれいに整えるというような使い方もできるのがコンプレッサーです。
弾き方に関わらず音が整ってしまうので、ちょっと古い考えの人は「初心者はコンプなんて使うな!」とコンプ否定派な人もいるくらいベーシストにとっては、切り離せない話題でもあります。
もちろん、練習してピッキングを安定させることは重要なので、練習内容によっては、コンプレッサーをかけない方がよいこともあります。
しかし今は、「コンプありきの音作り」が主流なので、コンプレッサーを持っておくことはオススメです!
バンドで合わせるにもコンプは大活躍
コンプレッサーをかけることで、音圧を確保できるというメリットがあります。
バンドで安定した音圧を出し続ける方が、アンサンブル的にも演奏しやすいので、メンバーに喜ばれるベーシストになるにもコンプレッサーは必須ですね!
コンプは、例えるなら「メイク💄」
ピッキング(タッチ)の粒を揃えることが「スキンケア」のようなものだとしたら、スキンケアがバッチリだからどこに行くにもすっぴんでOK〜♪ という風にはならないですよね。(たまにそういう人もいますが)
TPOに合わせて、女性がメイクをするように、音作りもバンドで合わせるならバンド用に、弾いてみた動画を録るなら弾いてみた動画用に。必要に合わせて、使っていくことが良いですよね。
何事も使いすぎ、使わなすぎ、極端にならないことが大切です。
人間のタッチのコントロール力にも限界がありますから、状況に応じて使っていくことをオススメします!
●コンプレッサーについて詳しく理解したい方はこちらの記事も読んでね!

オススメコンプレッサー

シンプル&The定番
MULTI COMP
コンプの定番「EBS」の「MULTI COMP」は、チューブシミュレーター機能がついていて、「チューブ(真空管)感」のある暖かいサウンドが人気の理由です。
「MULTI COMP」をオススメする理由は、なんと言ってもシンプルな操作性。たくさんつまみのついたエフェクターもかっこいいですが、「MULTI COMP」は、つまみ一つでコンプ感を調整できるので、初心者にやさしいエフェクターです。
つまみは2つついていますが、1つはコンプで音を潰した分の音量を調節するものなので、操作はとってもカンタンです。
「初心者にやさしい」エフェクターでありながら、しっかりとした品質なので、好みが違うとかの理由でなければ、買い換える必要もありません。上級者まで長く使えるのも、大きなメリットです。
スラップやるなら
Fenne Comp
国産メーカーで、近年着実にフォロワーを増やしている「Vivie」のコンプ。全体的におしゃれなデザインが特徴的です。
これも同様にシンプル設計な点がオススメです。
EBSのMULTI COMPよりも、少しだけ詳細設定が可能です。
特に「スラップでコンプをかけて演奏したい!」という方には、プルで出る高音をトーン調整できるのがおいしいポイントですね。
どちらにしてもベース用でカンタン設計なものがオススメです!

マルチエフェクター

3つ目は、少し視点を変えて。
今回は、初心者の方向けに、と選んでいますが、実際「自分が必要なエフェクターがよく分からない……」という方も多いでしょう。
そんな方にオススメしたいのが、マルチエフェクター。
マルチエフェクターというのは、
1台の中で、いろんなエフェクターの効果をつけることができる機材
「え!? 今まで紹介されてたエフェクター全部が入っているイメージ? すごいお得じゃん!」
と思いきや、実際に本物のエフェクターと全く同じ効果を得られるわけではないのでご注意くださいね。
あくまでも、例えばSANSAMPならば、SANSAMPの特徴を掴んだ音になる「モノマネ」という感じです。
しかし、それも悪い意味ではなく、いろんな効果を試すことができるという意味では、初心者の方にとって大きなメリット。
そんなマルチエフェクターもピンからキリまであるので、もちろん値段が上がれば、質も高いマルチエフェクターもあります。

オススメマルチエフェクター

お手軽プライス&省スペース

ZOOM MS-60B(マルチストンプ)

エフェクトは52種類、アンプは6モデルが搭載されたマルチエフェクターです。

1台の中で複数のエフェクターをつないだ設定もできるので、これ1台でかなり遊べます。

ディレイ? リバーブ? コーラス? 何が必要なのかわからない! という方は、どんな効果が得られるのかをこういったマルチエフェクターでお試ししてみるのも良いと思います。

お手軽プライス&多機能

ZOOM B1 FOUR

エフェクトは60種類、アンプは9モデル搭載。

30秒のルーパー機能にリズムマシーン機能もついていて、1人練習用ペダルとしても優秀な1台です!

オンラインで随時配信されるアンプモデル、エフェクト、パッチを追加することができるというのもすごく魅力的ですね。(マルチストンプも可能です)

初心者におすすめエフェクター3選まとめ

それでは、最後にこれから必要な1台を決めるべく、おさらいしていきましょう!

①プリアンプ

音作り初心者は、まずアンプで良い音をつくれることが大切。そのためにアンプ的な音作りが家で練習できるプリアンプを1台持っておくことをオススメします!

2コンプレッサー

音を補正するような役割もありますが、ベーシストの音作りとして「コンプ感のある音」も一つの個性。音の「おめかし」的に使っていきましょう!

3マルチエフェクター

いろんなエフェクターのお試しができる機材。「自分に必要なエフェクターがわからない!」という場合は、これ1台で色々試して模索していくことがオススメです!

 

買ってみたいエフェクターは決まりましたか?

実際には、やっている音楽やどんな方向性のサウンドにしたいかによっても最初に買うエフェクターは変わってくると思います。

大事なことは、

基本の音作りができるようになること
飛び道具的に、1曲の中でほんのちょっとしか使えないものを最初に買ってしまうと、その後使わない……なんていうこともありますし、基本の音作りもできないと、買っても使いこなせない可能性も高いです。
まずは、ベーシストとしての役割を果たせるエフェクターを最初に揃えることをオススメします!
ぜひ、ここから楽しく音作りライフを始めてみてください!