【ベース】“弾いてみた”動画向けの音作り|SNS映えする音とは!?

いつも通りに音作りしているのに、動画だと自分のベースがいまいち聞こえづらいな……

こんな経験はありませんか?

今回の記事では、

  • これから「弾いてみた」動画をYouTubeやTwitterなどに投稿したいと思っている。
  • ベースを耳コピしたいんだけど、聞き取りづらくて……
  • 演奏しているときはいい感じだったのに、動画で自分のベースの音が聞こえない……

そんなお悩みを解消する“SNS映え”する音作りの方法、そしてベースの音が動画で聞こえづらい原因についてお話していきます。

こんにちは、ベースライン研究所所長のたぺです。当研究所(サイト)にお越しいただきありがとうございます!ここを訪れてくれたあなたも既にベースをこよなく愛する研究員。共にかっこいいベースライン作りの研究をしていきましょう!

弾いてみた動画で自分のベースの音が聞こえない?

以前、こんな質問をいただきました。

曲に合わせて、ベースを弾いてYouTubeにアップしました。
イヤホンで聞くとベースの音もしっかり聞こえるのですが、スマホのスピーカーで聞くと音が全然聞こえないです……
何が原因か教えて下さい!
ということで、この質問にまずお答えすると、原因は「音作り」にあります。
重要なことなので、最初に言っておきますが、
「ライブハウスやスタジオで映える音作り」と「SNSやYouTubeなどの動画で映える音作り」は別物です!
音作りは、個人の好みもあるので、その傾向によっては、動画でもリアルでも両方OKな音作りになっている場合もあります。
「動画にしたときに、音抜けが悪いな〜」と感じる場合は、好みの音が動画向けではない可能性があります。

動画でベース音の音抜けが悪くなる3つの原因

動画に撮って、再生するとどうしてもベースが聞き取りづらくなります。

まずは、その原因について

  1. ベース音はそもそも聞こえづらい(等ラウドネスレベル曲線)
  2. スピーカーの大きさ(再生機器の問題)
  3. 周りのノイズ(再生環境の問題)

これら3つに分けてお話していきます。

等ラウドネスレベル曲線

音の「高さ」は、周波数の速さ(振動数)で決まります。

周波数が低い(振動数が少ない)
=低い音 60Hzなど数値が低い
周波数が高い(振動数が多い)
=高い音  20kHzなど数値が高い

(個人差はありますが、人間は20Hz〜20kHzまでが聞こえると言われています。)

等ラウドネスレベル曲線というのは、簡単に言えば「音の聞こえ方と音圧の関係」を表すもので、1kHzを基準としたときにその1kHzの音と「同じくらいの大きさ」に聴感上聞こえる音圧レベルを等高線でつないだグラフです。

グラフの読み方としては、音圧レベルはグラフの上に行くほどに大きいことを示しているので、オレンジの横線よりも上は「音圧を上げなければ、1kHzと同じ大きさに聞こえない」ということになります。

言い換えれば、同じ音圧では聞こえにくくなるのがオレンジ横線の上側、より聞こえやすくなるのがオレンジ横線の下側にくるということです。

このグラフからも分かるように、低音域は音圧レベルをかなり上げないと1kHzと同等には聞こえてこないことが分かりますね!

「何がなんだかちんぷんかんぷん!」という方は、ひとまず

そもそも人間の耳は、低音が聞き取りづらい

ということを覚えておきましょう。

似たような言葉で、「音量」と「音圧」という言葉がありますね。どちらも同じような意味ではありますが、同じ音圧でも、周波数によってヒトの感覚的に同じ大きさに聞こえないことから、感覚的な音の大きさ=音量、物理的な音の大きさ=音圧という使われ方の違いがあります。

スピーカーの大きさ(再生機器の問題)

動画でベースが聞き取りづらくなる原因2つ目は、「再生機器」による問題です。

スタジオやライブハウスで演奏するときのアンプは、大きなベースアンプを使用しますよね。

この物質的な「大きさ」が実は聞こえ方に関係しています。

音は、「振動」つまり「揺れ」です。高音になればなるほど、揺れ方が細かく、逆に低音は、揺れ方が大きくなります。

なので、低音はしっかりと空気を振動させるために大きな面積のスピーカーが必要になります。面積が小さいと低音の再生能力は小さくなります。

楽器の大きさで見ても、例えば、ドラムの中で一番低音を出すバスドラムが一番大きいですよね。楽器もその音を出しやすい大きさを考慮して設計されているのです。

ヘッドホン・イヤホンは面積が小さいのにベースが聞こえるナゾ

「(再生するための)面積が小さくなると、低音が再生できなくなるなら、どうしてイヤホンやヘッドホンでベースがよく聞こえるの?」

ここでこんな疑問を持たれた方も多いでしょう。

ヘッドホンやイヤホンは耳元で再生するため、低音域の再生能力が低くても、他の音域の音量も小音なので、結果的にどの音域もバランスよく聞こえるのです。(耳までの距離も近いため低音が空気中に拡散しないで耳に届くのも理由の1つです。)

再生機器的に聞きづらくなるのは、スマホのスピーカーなどで聞くときに顕著ですね。このときに、低音域に偏ったベースの音作りをしているとベースが聞こえないため、視聴を止められてしまう(T_T)ということになりかねません!

ここまでで言えることは、

低音は、ヒトの耳にも聞き取りづらく、機器的にも再生しにくい

そのため、SNS映えする音作りが必要だということですね(^_-)-☆

周りのノイズ(再生環境の問題)

音楽を聞いたり動画を見るのは、家の中の静かな環境で、イヤホン・ヘッドホンを使っているとは限らないですよね。

通勤通学などの移動時にイヤホン・ヘッドホンで聞く場合には、周りの騒音レベルも聞こえ方に大きく関係してきます。

ノイズキャンセル機能(外部の騒音をカットする機能)のついたイヤホン・ヘッドホンもありますが、そうでないものは周りの騒音も音楽と一緒に聞こえている状態。

意識しないと「うるさいな〜」とは思わないレベルですが、その騒音により「マスキング」が起こり、低音は更に聞こえづらくなります。

妨害音によって、音が聞き取りづらくなる現象。傾向として、妨害音が大きい場合、妨害音の周波数が近い場合、妨害音が低周波数(低音)の場合にマスキング効果は大きくなります。

実験:音作りによる聞こえ方の違い

ここでは実際に、再生できる環境を整えて、音作りによる聞こえ方の違いを実感してみてください!

  1. 静かな環境でイヤホンやヘッドホンで聴く場合
  2. スマホのスピーカーで聴く、あるいは電車内など騒音がある場所で聴く場合

この2つの環境によって、聞こえ方がどう変わるのか体感してみましょう(^^)

2タイプの音作りをしてみました。

デモ演奏1

……低音がよく響く音作り。ライブやスタジオで聴くイメージに近い。

イヤホン・ヘッドホンで聴いた場合には、よく聞こえてきますね。こういうタイプの音作りが好きな方も多いと思います。

しかし、このタイプの音作りは、スマホのスピーカーを使って聴くと聴き取りづらいですね。めちゃくちゃテク持っている人でも、この音作りで聞こえない場合はよくあります^^;

デモ演奏2

……SNSやYouTubeなどスマホ環境に合っている音作りを意識したベース音。

好きな音かどうかは、一旦ここでは考えないとして、「聞き取りやすいか」という視点で聴いたとき、こちらの音作りのほうがスマホのスピーカーで再生しても聞き取りやすいと感じたのではないでしょうか。

この実験から

同じフレーズでも“音作り”次第で聴こえやすさは全く変わってくる!
ということが体感できたのではないでしょうか?(^^)

「弾いてみた」動画で再生回数アップを狙うなら、SNS映えする音作りがいい理由

こだわり抜いた音を視聴者の皆さんに聞いて欲しい! だから、視聴の際には、イヤホン推奨です! と表記するのも、一つの方法ではあります。

ですが、Twitterを見ているとき、YouTubeを見ているときなど、たまたま目に止まった動画を再生するときに、必ずしもイヤホンをつけいてるとは限らないですよね。

そんなときに再生環境に関わらず一発で耳に届くサウンドを作っておくのか、イヤホン推奨というひと手間を乗り越えて聞いてもらうのか。

どちらが良いと思うかは、あなた次第です(^_-)-☆

SNSで映える音作り実践編

抜けない音の原因がわかったところで、次は映える音作りを実践していきましょう。

今回は、ベースエフェクターの定番プリアンプである「SANSAMP BASS DRIVER V2」を使って音作りをしていきます。

もし、同じSANSAMPを持っていなくても、他のプリアンプやイコライザー、歪みエフェクター、あるいはアンプそのものがあれば、同じ感覚で音作りしていけると思います。ぜひ、今回の内容を参考に音作りを実践してみてください!

今回は18種類の音作りサンプルを用意したので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!

プリアンプでの音作りのポイント

プリアンプを使って音作りをしていくときのポイントは、大きく2つ。

  • EQ:どういう風にイコライジングしていくか?
  • 歪み:歪を使うのか使わないのか?

ベースの音は、色んな周波数が集まって1つの音を作り出しています。ベースだからといって、低音だけが出ているわけではなく、低音域が主成分ではあるものの中音域や高音域も出ています。この音の成分の違いによって、音色が変わっていきます。

イコライジングでは、特定の周波数帯をブーストしたり、カットしたりして、音色をコントロールしていきます。

ブリアンプでは、ベース・ミッド・トレブルの3つに分かれていることが多いですが、中には調整する周波数が選べるようなタイプもあります。

SANSAMPのイコライジング

今回音作りに使用していくSANSAMPでは、V2になってから、ミッドは500Hzと1000Hz、ベースは40Hzと80Hzで選べるようになっています。

ちなみに、今回の動画に映っているSANSAMPは赤いですが、これはイケベ限定カラーなだけで、中身は通常の黒いのと同じです。

音作り基礎知識:周波数と音色の関係

音作りをしていくにあたって、ベース・ミッド・トレブルを調整することでどんな変化が得られるのかをまずはお話していきます。

ベース/低音域 ※機種によってはローと呼ぶこともある

ベースの主成分。音の太さ、迫力、体に響いてくる重低音。

ブーストしすぎると……もあもあ感、圧迫感、音割れしやすい。

カットしすぎると……音がスカスカ

ミッド/中音域

アンサンブルの主成分。人間が聞き取りやすい成分。音の主張。

コントロールする周波数帯を変えることでかなり印象が変わる。

ブーストし過ぎは、他の楽器の邪魔。カットし過ぎは、抜けが悪い。

トレブル/高音域 ※機種によってはハイと呼ぶこともある

音のクリアさ、音の輪郭。金属音やハリ感。

ブーストしすぎると……耳に痛い音

カットしすぎると……音がこもる。良く言えば、丸い音。

基本的なイコライジング3パターン

イコライジングによって音作りしていく基本パターンは、以下の3つに分けられます。

  1. フラット
  2. ドンシャリ
  3. かまぼこ

フラット

すべてのイコライザー(EQ)を12時の方向にする。これが基本的にその機材のベスト(標準)セッティングです。

ツマミの方向について、時計の方向になぞらえて説明されることが多いです。「12時」は中央に合わせることを言います。
今回使用するSANSAMPは機材の特徴的に、イコライザーをフラットにセットしても次にお話する「ドンシャリ」の傾向の強い機材です。ONにすると元のベースの音から様変わりすることから「サンズを繋ぐとサンズの音になる」とも言われています。

ドンシャリ

ドン(低音域)とシャリ(高音域)という音のイメージから来ている名前。
低音域、高音域をブーストし、中音域をカット。スペクトラム・アナライザー(音の成分を波形で見る機能)で見ると、双子山になります。
迫力とハリを出しつつ、他の楽器の集まる中音域を避ける音作り。
イヤホンやヘッドホン、また大きなアンプやスピーカーで聴くと低音と高音がバランス良く聴こえて、かなりかっこいい音。こういう音作りを好んで行うベーシストは多いです。
そして、残念ながらスマホスピーカーでは聞きづらくなってしまうのが、この音作りなんです。
ドンシャリの持ち味であるドン(低音)とした感じが、スマホスピーカーではうまく聞こえてこないため、音抜けが悪くなります。
特に指弾きで弾いたときが顕著で、スラップやピッキ弾きなどの奏法など、アタックが強く出ている場合は、この音作りでも聞こえてきます。
ドンシャリサウンドを普段好きで使っている場合は、SNSやYouTube映えしない音作りをしてしまっている可能性があります。動画視聴されることを前提に調整していく方が良いかもしれません!
ドンシャリ好きは、動画での音作りに注意!
と覚えておきましょう。

かまぼこ

波形が“かまぼこ”のように、なだらかな山になることに由来。

中音域をブーストし、低音域・高音域をカット。中音域を出すことでアンサンブルの主役級の音抜けの良さを生み出します。

極端な設定にすると、ベースらしい低音感が薄れて、主成分が中音域により重心が上がるので、ボーカルやギターソロのような目立つ感じはするものの、役割的に好みが分かれるところです。

そして、このタイプの音作りこそが「動画映えしやすい音作り」なのです。スマホのスピーカーでも、バッチリ聞こえるサウンドになります。

弾いてみた動画では、ベースが主役になるわけですから、「動画映えする音作り」の一つの答えとして「かまぼこ(中音域ブースト)」が向いていると言えます。

好みよりも動画映えを優先するぞ! という方は

「動画映え」を狙うなら、「かまぼこ」で作る!
をオススメします。
もちろん、好みの問題もあるので、撮ったものをスマホで再生してみるなどして、自分なりの妥協ラインを見つけるというのも良いかもしれませんね(^^)

歪ませる音作りについて

次に、音作りのポイント2つめ「歪み(ひずみ)」

殆どのプリアンプには、ドライブやディストーションなどの歪み量を調整するツマミがついています。

こういったエフェクターを持っていなくても、アンプのゲインとボリュームの調整だけでも歪んだ音を作ることは可能です。

ゲイン(GAIN)は、アンプに入る信号の量を調節します。ゲインを高め(ハイゲイン)にすると、過大信号となり音割れが発生します。この音割れが“歪み”と言われるサウンドです。マスターボリュームは、最終的な音量を調整するために使います。
歪みには「ディストーション」、「オーバードライブ」、「ファズ」などがあります。今回は、これらはひとくくりに「歪み」として解説していきます。
「歪んだ音」というのは、度合いにもよりますが、ロック的なワルそうな雰囲気を醸し出す激しいサウンドになりますね。ここは好き嫌い分かれるところだと思います。また、曲調によっては合わないということもあります。

なぜ歪ませるの?

「音割れ」からくるサウンドが「歪み」だというお話をしましたが、それだけを聞くと、「なんでそんな質の悪そうな音を使うの?」という気もしてしまいますよね。
しかし、サウンドを聞いてもらえれば、一目(一聴?)瞭然……
かっこいいから
歪ませる理由にこれ以上のものはありません(笑)
とはいえ、ただただかっこいい! という理由も大きいですが、歪むことによってサウンドが大きく変化するのも事実。
歪むことによって得られる5つの特徴についてお話していきましょう!
  1. 歪みにしかない音色
  2. コンプ感
  3. サスティンが伸びる
  4. 中音域がしっかり出る
  5. 低音域が削られる

歪みにしかない音色

激しいロックなどに合いそうな、クリーンでは出せない歪んだ音色を得ることができます。

コンプ感

本来の歪みは、限界までゲインを上げることによって起こる音割れからくるものだというお話をしましたね。

この音の出し方上、「大きな音は限界以上に音は上がらず、小さな音は限界まで音量が上がる」という状態が作られます。つまり、全体の音量差がなくなる(小さくなる)ということです。

コンプレッサーで圧縮したときと同様に、音が均一化されるので、サウンドが安定して聞こえます。

サスティンが伸びる

サスティンというのは、「持続音」のことで、「音の伸び」のことですね。

歪ませるということは、ゲインを高めて感度が増し、小さい音もしっかり拾って大きくする効果があります。

弦楽器であるベースは、どんどん弦の揺れの減衰とともに音が小さくなっていくわけですが、その小さく伸びた音も底上げされることにより、音が伸びたように聞こえるようになります。

コンプ感で音が均等に聞こえることで、音が揃って聞こえるようになります。また、サスティンが伸びることで音のつながりも良くなるので、「上手くなったように」聞こえます。なので、運指などを安定させるためにやる基礎練習などは、クリーンなサウンドでやることがオススメです。

中音域がしっかり出る

ゲインを高める(ドライブを上げる)ことで、音が前に出てくるような印象になります。中音域がしっかりと出ていると、芯のある音に感じます。

クリーンでドンシャリ系にセッティングしていても、歪ませることで中音域を出すことができます。

低音域が削られる

歪ませると、中音域が上がってくる一方で、低音域が削られていきます。それによる音痩せを補うためにベースの歪み系には「ブレンド(BLEND」という元の音(クリーンサウンド)と歪んだ音を混ぜる機能がついているのが主流です。

元の音を混ぜることで、ベースらしい低音をしっかり出しつつ、歪んだ音色を使うことができます。

歪まない程度に歪ませる!?

「歪み」というと極悪そうな「ジャアアア」とか「ゴオオオ」というサウンドのイメージがありますが、そこまで大きく音色を変えずとも、ほんのわずかに歪ませることで音抜けを良くしたり、アンサンブルの馴染みを良くしたりすることもあります。

「歪み=激しい曲」とは限らない
ということです。

SANSAMP音作りサンプル18例

デモ(15:09〜)▼

今まで知識的なお話でしたが、最後は実践的にSANSAMPを使って、音作りのサンプルをお見せしようと思います。

今回はかまぼこ・ドンシャリといった波形の特徴のお話もしましたので、SANSAMPのセッティングとそれで弾いたときの波形をスペクトラム・アナライザーで表示していきました。(8小節弾き終わったあとの最大値を線で結んでいます。)

ベースの個体のキャラクターや演奏環境によっても、エフェクターのツマミの調整は変わります。写真と同じ向きに揃えても同じ音が得られるわけではないのでご注意を!
クリーンと歪みでフラットの状態(①と⑱)
②〜⑨ローゲインで、かまぼこ4種+ドンシャリ4種
⑩〜⑰ハイゲインで、かまぼこ4種+ドンシャリ4種
※4種は、ミッド(500/1000Hz)2パターン×ロー(40/80Hz)2パターン
  1. フラット/ローゲイン:SANSAMP標準サウンド
  2. かまぼこ/ローゲイン/ミッド500Hz/ロー40Hz
  3. かまぼこ/ローゲイン/ミッド1000Hz/ロー40Hz
  4. かまぼこ/ローゲイン/ミッド500Hz/ロー80Hz
  5. かまぼこ/ローゲイン/ミッド1000Hz/ロー80Hz
  6. ドンシャリ/ローゲイン/ミッド500Hz/ロー40Hz
  7. ドンシャリ/ローゲイン/ミッド1000Hz/ロー40Hz
  8. ドンシャリ/ローゲイン/ミッド500Hz/ロー80Hz
  9. ドンシャリ/ローゲイン/ミッド1000Hz/ロー80Hz
  10. ドンシャリ/ハイゲイン/ミッド500Hz/ロー80Hz
  11. ドンシャリ/ハイゲイン/ミッド1000Hz/ロー80Hz
  12. ドンシャリ/ハイゲイン/ミッド1000Hz/ロー40Hz
  13. ドンシャリ/ハイゲイン/ミッド500Hz/ロー40Hz
  14. かまぼこ/ハイゲイン/ミッド500Hz/ロー40Hz
  15. かまぼこ/ハイゲイン/ミッド1000Hz/ロー40Hz
  16. かまぼこ/ハイゲイン/ミッド1000Hz/ロー80Hz
  17. かまぼこ/ハイゲイン/ミッド500Hz/ロー80Hz
  18. フラット/ハイゲイン:SANSAMP歪み時標準サウンド

「SNS映え」する音作りまとめ

ここまでお疲れさまでした!

自分の作りたい方向性や音作りのポイントは見えてきたでしょうか?

音作りは、使っているベースや弾き方によっても、大きく変わってきます。

例えば、私の場合、ベースに電池を入れて使うアクティブタイプのベースを使っているので、元々がパワフルな印象のある個体です。

今回の音作りサンプルでは、ベストなセッティングを作っているわけではなく、ツマミやミッド・ローの周波数の選択によってどんな音色の違いが起こるのかをわかりやすくするために極端なセッティングにしています。

実際には、音を聴きながら、自分の求める音色へ近づけるために微調整でブーストしたり、カットしたりしていきます。

今回は、SANSAMPを使っていきましたが、別の記事で紹介しているMXRのディストーションサウンドもまた一味違った歪みサウンドです。

【目で見る音作り】MXR M80 BASS D.I.+ 機材レビュー!ディストーションの意外な使い方

いろいろ試して、自分好み×視聴者フレンドリーなサウンドを見つけてみてくださいね♪