【RC-10Rレビュー】ルーパー+リズム展開できるスーパーマシン!BOSSエフェクター

「練習用にルーパーを使ってみたいな……でも、いろんな機能があって、どれを選べばいいんだろう?」

もしも、あなたがそんな風にお悩みであれば、今回私がBOSSのルーパー“RC−10R”を選んだ理由を参考にしてみてください!

こんにちは、ベースライン研究所所長のたぺです。当研究所(サイト)にお越しいただきありがとうございます!ここを訪れてくれたあなたも既にベースをこよなく愛する研究員。共にかっこいいベースライン作りの研究をしていきましょう!

そもそもルーパーとは?

ルーパーとは、「弾いたフレーズをその場で録音して、繰り返し再生する」、つまりその名の通り、ループさせることができるエフェクターです。再生しているフレーズの上に、更に重ねて、一人でアンサンブルを作ることも可能です。(ルーパーを使った世界大会もあります)

  • 1人で重ね録りパフォーマンス
  • 練習用のバッキングトラック
  • メロディを録音して、ベースラインの研究
  • 機材レビュー時に、同じフレーズでサウンド比較

というような使い道があります。

RC-10Rのスゴイところ

今回の機材レビューで私が大興奮なポイントは

  1. 見た目(笑)
  2. ルーパーと高機能リズムマシン機能が合体!
  3. 充実のフレーズメモリー機能

大きくこの3点です。

もし、あなたにとっても、この3点が重要なポイントになるのであれば、RC-10Rはかなりオススメです!

見た目がアレに似てる…?

同じ世代の方しかわからないかもしれませんが、仮面ライダーBLACK RXの乗っていた「ライドロン」にすごく似てるところが私にとってはかなりポイントが高いです!(笑)

好きなデザインのものが足元にあると気分が上がりますし、中々重要なポイントだと私は思います!

ルーパーと高機能リズムマシン機能が合体!

今回、私の購入の決め手は、ルーパーとリズムマシンの機能が1つのエフェクターで可能になったという点です。

一定のパターンを繰り返す簡易的なリズムマシンは、RC-3にもついていましたが、

  • リズムパターンを切り替えて展開を作れる
  • フィルインを入れられる
  • イントロ・エンディングを作る
  • リズムパターンはロック、ラテン、ジャズなど、様々なジャンルに対応して280種類以上!
  • 16種類のドラムキット内臓で音色も豊富

という高機能なリズムマシンが搭載されているのがRC-10Rの魅力です!

まるで生ドラムと演奏しているような感覚で、演奏を楽しむことが出来ます。

別々のエフェクターでもいい?

同じく演奏に合わせてリズムパターン、フィルインを変えるという機能があり、ループ機能を持たない「BEAT BUDDY(ビートバディ)」というリズムマシンを持っています。

しかし、ルーパーとリズムマシンは同期できるわけではないので、上手くループ音源とリズムを合わせるには、自分のリズム感にかかっています。コンマ何秒の微妙なズレが繰り返すうちに大きくなり、きちんと合わせるのは中々難しいでしょう。

例えば、ギターとベースの2人で演奏するとして、ドラムの代わりにリズムマシンを使うというシーンで、ギターがソロを弾くときにコード伴奏も加えたい! というワガママに答えてくれるのが、RC-10Rというワケです。

意外と重宝されるイントロ・エンディング機能

「ルーパーを使って、パフォーマンスをする」というときに、ルーパーの弱点となるのが、演奏がいきなり始まった感じ(終わった感じ)が出てしまうというポイントです。

RC-10Rはイントロとエンディングのリズムを設定できるので、そういったかゆいところにも手が届く仕様になっていますね!

もしルーパー機能が要らないのであれば、ビートバディにも同じような機能はついています。

充実のフレーズメモリー機能

このルーパーのスゴイところは、単純にルーパーにリズムマシンがついただけでなく、ループ機能も充実しているというところです!

1つのメモリーの中に、トラックが2つ入り、切り替えができることから、Aメロ・Bメロで全く違う展開を作ることも可能なのです。

ルーパー選びのポイント

ルーパーは機能によって、大きく値段が変わってくるので、必要な機能と予算を考えて選ぶのが良いでしょう。

ライドロンの RC-10Rの主な機能・特徴は、

  • 99曲のバンク機能
  • 最大6時間録音可能
  • ボスコンよりちょっと大きい
  • リズム補正機能
  • USB経由で追加コンテンツが配信予定

99曲のバンク機能/最大6時間録音可能

「99曲の」というのは、99種類入れる場所があるので、十分な曲数(バッキング・フレーズなど)をストックをして置けることができますね!

リズム補正機能

ルーパー操作の難しいポイントは、踏むタイミングによって、ループ音源のリズムがズレてしまう可能性があることです。それによって、微妙にループのつなぎ目が不自然な感じになってしまうことがあります。

そのタイミング良く踏む技術がなくても、テンポによって自動補正してくれるという機能がRC-10Rにはついているので、初心者の方にも安心ですね。(この機能は、RC-3にもあります)

ボスコンよりちょっと大きい

BOSSのコンパクトエフェクター(通称ボスコン)よりも、多少大きめサイズですが、リズムマシンとルーパーの2台分の機能を搭載していると考えると、省スペースなエフェクターと言えるかもしれません!

箱の大きさの違い▼

RC-10R使って演奏してみた

デモ演奏(19:30〜)▼

RC-10Rの魅力まとめ

さて、ここまで読んできて、欲しいルーパーは決まりましたか?

必要としている機能をまずはおさらいしてみましょう。

 

「ルーパー機能も欲しいし、自分ひとりで遊べるようなリズムマシン機能も欲しい!」という方には、夢のような1台です!

ぜひ、練習のお供・パフォーマンスの相棒にルーパーを使ってみてくださいね!